凡才ですから

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頭が良くなる方法を今までの経験から振り返ってみた(小学校編)

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30年ほど生きてきて、人生の中で何度か急に猛烈に頭が良くなったと感じる経験をしたことがあります。

 

あるいは突然ではないけれど、後から振り返ったらこの経験はものすごく大切だったと感じた出来事があったり。

 

今日はそんな僕の個人的な経験から、

頭が良くなる方法とは何なのか?

についてまとめてみようと思います。

 

(長くなるので今回は小学校編まで)

 

最初の小さな差は時間が経つほど大きくなる:コロコロコミックと掛け算

小学校のころ、僕は勉強はそこそこ得意でした。

クラスで3番目くらいの成績だったように思います。

 

今振り返ると、これは小学校1年のときから毎月親に買ってもらっていたコロコロコミックが原因。

 

毎月コロコロを最低5回は読み直していたので、読書によって集中力と理解力がある程度磨かれました。

 

そしてここからが重要なのですが小学校2年生にかけてちょっと初期能力値が高いと、この先ずっと使うことになる掛け算を得意になる可能性が高いです。

 

この、初期のちょっとした差がその後ずっと続くというのはアメリカのスポーツ研究で実証されていたはず。

 

僕の親は毒親寄りで、教育家としては5段階評価で赤点の2くらいだと感じていますが、唯一これだけは感謝して良かったと思えるくらい掛け算九九の暗記に関してはめちゃくちゃ時間をかけて付き合って貰った記憶があります。

 

思い出してみると2~3ヶ月に渡って毎日1回以上全部の段を練習していたのではないでしょうか。

 

最初にちょっと出来ると思うと、授業に集中して成績が上がるし先生からの扱いも変わります。

 

学校に通っているとやはり一番勉強するのは授業なわけで、

出来る→嬉しい→集中する→出来る

の流れが大きな時間の中でできるのが非常に大きい。

 

この最初にちょっとだけ頑張るというのはものすごく効率の良い時間の使い方ではないでしょうか。

 

根底に置くべきは「自分はできる!」という認識:漢字ドリルの超速周回

そんな僕でしたが、高学年になって先生との相性が悪かったりしたのもあってか勉強にも身が入らず、他は大丈夫だったのですが漢字テストだけはものすごく苦手になってしまいました。

 

先生が変わって6年生の春。

僕はクラスで1番勉強も運動も出来る男の子に強烈なライバル意識を抱きます。

 

今思えば可愛いものですが、初恋の女の子がその男の子のことが好きだったからですね(笑)。

 

運動じゃ到底勝ち目がなさそうだと思った僕は、勉強でなんとか勝とうと作戦を練ります。

 

この当時の僕にとって、勉強とは学校で受ける授業のことであり、家では宿題以外をやったことがありませんでした。

 

くもんに通っている子もいましたが、親にそれを頼む勇気はありません。

しかし、そんな中で一つだけ自分でもできそうなことがあったのです。

 

それが漢字ドリル。

 

学期ごとに配られ、授業や宿題で少しずつ進めていくものでしたのでそれほどの量もなくやり方も分かっています。

 

苦手だった漢字を出来るようになりたいという思いもあって、僕は勝手に漢字ドリルを進めることにしました。

 

家に帰ってからはしませんでしたが、学校についてから朝の会が始まるまで、休み時間や自習になった時間などはすべて漢字ドリルに費やしました。

 

それはもう周りから、何やってるんだ??

 

という風に最初は見られていましたが、

「もう半分終わった」

と僕が友達に話した後、気づけばクラスの中で漢字ドリルがブームになったのです。

 

僕は結局1ヶ月も経たないうちに漢字ドリルの1周目を終わらせました。

夏休みまでに5周はしたのを覚えています。

 

このときから、僕は漢字を苦手だとは思わなくなりましたがそれ以上に大事なことを学んだのです。

 

それは、「自分はやればできる!」という実感を持つということ。

 

この感覚は直接は頭の良し悪しに関わりませんが、間接的にはとんでもなく大きな影響を与えます。

 

頭の良さと勉強の得意不得意は必ずしも一致しませんが、1/4から多ければ1/2くらいは一致すると思っています。

 

では頭の良さの残りの半分は何なのか?

「自分はやればできる!」という感覚は何をもたらしてくれるのか?

長くなりますのでそれは次回以降にお話しようと思います。

 

 

ストーリー性のある大長編ドラえもんが頭には良かったかも。

 

ゾイドのアニメは本当に最高としか言いようがない……。

初代アニメは何気に動画配信されてないのが残念ですね。

 

漢字は3・4年生から難易度が上がり、5・6年生になると書き取りが非常に難しい。

「うんこ漢字ドリル」は興味を引くための道具なので3年生か4年生のものまでがオススメ。

 

勉強に慣れたらこちらがオススメ。ずっと捨てずに置いておけるアイテム。

 

かけ算は絶対に耳と目の両方から覚えるべき!!

定着具合が全然違います。

 

ドリルはくもんで基礎をやってから100ます計算が一押しのルート。

余裕があればインド式で20×20までやりたい……。

日本の受験数学は計算力を問う傾向がかなり強いです。