凡才ですから

凡才だから努力して一日ひとつだけ強くなる。

市場規模の変化から見る、努力以前に勝っている業界

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どうも、タイヘイです。

 

最近気づいたのですが、ある会社が上手く行っていたとしてもそれは必ずしも経営者や社員の努力のおかげとは限らないようです。

 

では何が大切なのかというと、大きな要因の一つが「業種全体の伸び」です。

 

日本全体だと高度経済成長期に上手くいく会社が多かったのはなんとなく想像がつくかと思います。

 

国としてはそこまでの変化はなかなか起きませんが、個々の業種だと技術革新などで今もまだこの追い風的な状況が結構起きているのです。

 

今日はそんな伸びている業界を10個ほど紹介しようと思います。

 

 

コンビニ

コンビニは2005年から2015年までの10年間で4割も伸びています。

市場規模自体も10兆円を超えるほど大きく、中々の存在感。

 

原因としては生活スタイルの変化などが考えられます。

一方で、アルバイトの成り手不足やレジの自動化など話題が絶えないまだまだ成長とともに大きな変化もありそうな業界です。

 

医療

2004年から2014年までの10年で約25%伸びました。

それ以前からもずっと成長を続けており高齢化社会の影響が感じられます。

 

市場も40兆円規模と大きく、医療と大きく見るよりももっと詳しく分けて見たほうがいいかもしれません。

 

通販

2005年から2015年までの10年でほぼ倍になりました。
百貨店や家電小売が苦戦する中で6兆円規模の市場に成長しています。


最近では商品の再配達問題など件数が増えるにつけ物流がネックになり始めました。

 

食品宅配

2004年から2014年までの10年で6割も伸びました。

通販の一種と考えることができそうですが、大手のAmazonなどは生鮮食品がまだ弱く生協などが健闘しています。

 

市場規模は2兆円ほど。

コンビニなども乗り出しており、今後も伸びが期待できそうです。

 

コスプレ


アパレル関連が軒並み苦戦する中で、2006年から2015年までの9年で3割近く伸びています。


市場規模は400億円程度と小さく、成長はそろそろ頭打ちかも?
今後伸びていくためには海外展開などが必要かもしれません。

 

コンタクトレンズ


2007年から2015年までの8年間で2割強伸びています。
メガネが苦戦する中で取って代わろうとしているのが分かります。

 

市場規模は2500億円ほど。

高齢化の影響もあり、今の若い世代が歳を取っても使い続ければまだまだ伸びていきそうな業界です。

 

健康食品


2006年から2016年までの10年間で13%ほど伸びています。
通販・医療市場の伸びの両方の要素を持つにしてはそれほど伸びてはいません。

 

市場規模としては7500億円ほど。

青汁などは非常に伸びているので、商品ごとの明暗がくっきり別れていそうな業界です。

 

家庭用マスク


2005年から2015年までの10年間で2.5倍も伸びています。
以前より通勤通学中にマスクをしている人が増えたのは気のせいではなかったのですね。

 

単価が安いためか市場規模は280億円と小さいです。
手軽に効果のある医療商品としてまだまだ伸びていきそうです。

 

バレンタインチョコ


2006年から2016年までの10年間で25%以上伸びています。
恵方巻きなどの季節商品も伸びており、コンビニの力が大きいように思います。

 

市場規模は350億円ほどでそれほど市場規模は大きくありません。

先に挙げたマスクも花粉症の季節物として見れるかも?

 

アイスクリーム


1994年を最後に一度伸びが止まり、2003年頃まで市場規模が縮小していましたが、そこから2015年まで伸び続けています。


一番市場が小さくなった頃に比べると約4割の伸びです。

 

市場規模は4600億円ほど。
ここもコンビニと通販の力が大きいように感じられ、まだまだ伸びていきそうです。

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

今回紹介したジャンルだと、通販・医療・コンビニという3つの大きなキーワードが見つかったように思いませんか?

 

数が多いので確認できる業界すべてというわけにはいきませんが、今後も折を見て追加していく予定です。

 

また、今回の調査には下記のサイトを参考にさせて頂きました。

ビジュアライジング・インフォ | 俯瞰する可視化サイト

 

就活や転職、株の購入などを考える際に参考にしていただけたら幸いです。

 

ありがとうございました!