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セブンイレブンのコピー機でUSBメモリが認識されないときの解決法

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セブンイレブンでUSBメモリからプリントしようとしたけど、コピー機にUSBメモリーが認識されない!

 

一度取り外して、何度もUSBメモリを差し直しても一向に認識されない……。

私自身、仕事で使う資料が印刷できずに困った思いをしました。

 

今日はそんなときに実際に試した対処法を紹介します。

 

セブンイレブンのコピー機が使えない時はファミマかローソンに行け!

 

1番シンプルな解決方法はファミリーマートかローソンのコピー機を使うことです。

 

セブンイレブンのコピー機では認識されないUSBメモリでも、ファミリーマートかローソンのコピー機では認識されることが多いです。

 

ファミリーマートはいまやセブンイレブンに近い店舗数になりつつあるので、ローソンと合わせればどちらかを見つけられる可能性は高いでしょう。



原因はUSBメモリのフォーマット形式!コンビニごとのコピー機の比較

ではなぜセブンイレブンのコピー機では認識されないUSBメモリがあるのでしょうか?

 

その原因はUSBメモリのフォーマット形式にありました。

 

私が実際に3社のコンビニのコピー機で調査した所、セブンイレブンのコピー機は「NTFS」と言うメモリのフォーマット形式では認識されませんでした。

 

一方でファミリーマートとローソンのコピー機では「NTFS」形式でもUSBメモリは認識されるのです。



このフォーマット形式には「NTFS」の他に「FAT32」や「exFAT」という種類もあります。

「FAT32」と「exFAT」形式ではセブンイレブン・ファミリーマート・ローソンのどのコピー機でもUSBメモリが認識されました。

 

ここでセブンイレブン・ファミリーマート・ローソンの3つのコンビニのコピー機を、USBメモリーのフォーマット形式ごとに認識されるかどうかを表をまとめてみます。

 

  セブンイレブン ファミリーマート ローソン
NTFS ×
FAT32
exFAT

 

セブンイレブンの「NTFS」形式だけが認識されないのがよくわかりますね。

 

普通にUSBメモリを買って使っているだけだと、普段はフォーマット形式なんて意識することはありません。

 

そんなとき、急に印刷が必要になってコンビニまで行ったのにUSBメモリが認識されないとびっくりしてしまいますよね。

 

調べてみてわかったのですが、ファミリーマートとローソンはおそらく同じコピー機を使っていて、セブンイレブンだけ独自のタイプのコピー機を導入しているようでした。

 

この表にない形式のフォーマットの場合などで、もしファミリーマートかローソンでUSBメモリが認識されなかったら逆にセブンイレブンのコピー機を試してみると良いかもしれません。

 

もしUSBメモリが認識されたのに、印刷したいファイルが画面に出てこないという場合はファイル形式が印刷が可能なPDFではない可能性が高いです。

 

WordやExcelといったオフィスソフトの標準的なファイル形式だとコンビニのコピー機は印刷できないので、保存をするときにPDF形式に設定してみて下さい。

 

セブンイレブンでも使えるようにするためのUSBメモリのフォーマット方法

セブンイレブンのコピー機が使えない時にファミリーマートかローソンのコピー機を使うのはあくまで応急処置です。

 

近いコンビニがセブンイレブンという人はやっぱりセブンイレブンのコピー機を使いたいですよね。

 

そこで、セブンイレブンのコピー機でもUSBメモリが認識されるようにフォーマットの設定の仕方を説明します。

 

USBメモリのフォーマット方法はそれほど難しくありません。

※フォーマットをするとUSBメモリの中のデータが消えてしまうので、データを退避させるのを忘れないようにして下さい。



  1. USBメモリの中のデータをパソコンに一時的に移動させる
  2. エクスプローラーの「PC」→「デバイスとドライブ」などからパソコンに接続したUSBメモリを右クリックし「フォーマット」を選ぶ
  3. フォーマット形式で「FAT 32」か「exFAT」を選ぶ(アロケーションはいじらない)
  4. USBメモリをフォーマットする(注意!USBメモリのデータが空になります)
  5. 手順1でパソコンに退避させておいたデータをUSBメモリに移動させる
  6. コンビニのコピー機にでUSBメモリのデータを印刷する

 

フォーマット自体は10秒かからないくらいで終わります。

わかりにくそうなフォーマット形式の選択の部分については、下の画像を参考にしてください。

 

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「ファイルシステム」は「FAT32」か「exFAT」を選んで下さい。

他は特に変更する必要はありません。

 

困ったときのネットプリント

セブンイレブンに関しては、USBメモリが無くても印刷できるネットプリントというサービスも行っています。

多少手間がかかりますが、こちらならUSBメモリの認識問題などは関係ないので近くにファミリーマートやローソンがない人はこちらを使っても良いでしょう。

 

月100枚以上印刷する人はモノクロコピー機を買った方がお得

もし月に100枚以上印刷するようであればコンビニのコピー機を使うより、自宅用のコピー機を買ったほうがオトクです。

 

コンビニのコピーが1枚10円なのに対して、モノクロコピー機だと紙代・トナー代含めても1枚2~3円程度で印刷ができます。

 

100枚印刷すると1ヶ月で700円差が出るので、安いコピー機だと購入費は半年以内で元が取れることになります。

 

注意としては、カラーコピー機は非常にランニングコストが高いのでイラストレーターやデザイナーといった職業の人にしか薦めません。

普通の人にはモノクロコピー機で十分で、カラーが必要なときはコンビニのコピー機をオススメします。

 

より安く済ませたい時に重要なのは多くのカラーコピー機が採用している「インクカートリッジ形式」ではなく、学校や職場で多く使われている「トナー形式」タイプのモノクロコピー機だとランニングコストが安いということですね。

 

Amazonで「トナー形式」のコピー機で一番人気なのは、コンビニのコピー機のようにコピーやスキャナーとしての機能もある複合機。

値段も1万3000円ほどで手が出やすいのでオススメです。

 

上のコピー機のトナーは1本6000円程度。

1本のトナーで2600枚印刷出来るそうなので、コピー紙と合わせても1枚3円ほどで印刷出来る計算です。

 

普通の「インクカートリッジ形式」だと安いものは3000円くらいで買えます。

長く使う予定はない、スキャナーとか余分な機能はいらない、シンプルな方がいいという人はこちらがオススメ。

 

今回「NTFS」「FAT32」「exFAT」のフォーマット3形式を3つのコンビニのコピー機で試したのは、Amazonでも人気3位のUSBメモリです。

容量と値段のバランスがバツグン。

USBメモリは使用する前にフォーマット形式を確認しましょう。