どうも、タイヘイです。
最近、自炊を始めようという友達に
「みりんって買う必要ある?」
と聞かれました。
煮魚とか煮物とか和食をやらないなら必要ない、肉じゃがを作るときでも使わない方法もあるよとそのときは答えたのですが、
「じゃあみりんって何の役に立つんだよ?」
というツッコミに思わず悩むことに。
それに対する答えとして今日はイマイチ使い方のよく分からない、みりんの効果が良く分かるレシピを紹介しようと思います。
みりんの効果は親子丼が一番良くわかる
というわけで、みりんの意味が一番良くわかる料理は親子丼です。
クックパッドだと以下のレシピが参考になります。
親子丼 by ぷりマン [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが265万品
僕が何回か作った上で改良したレシピは、
- 鶏肉(もも) 1/2枚
- 卵 2個
- 玉ねぎ 1/2個
- みりん 60ccもしくは大さじ4
- しょうゆ 20ccもしくは大さじ1+小さじ1
- 砂糖 小さじ1
- 水 20ccもしくは大さじ1+小さじ1
- だしの素 小さじ1/2
- ご飯 0.5合もしくは1膳分(お好みで食べたい量)
- (三つ葉 お好みで1/3束くらい)
になります。
卵は1個でも良いですし、ご飯はたくさん食べたいなら1合くらいでもOK。
三つ葉は味が好きじゃなかったり、わざわざ買いたくなければなくてもいいです。
僕は何回か作ってみてなるべく揃えやすい素材や全体のカロリーを考えて上の形に落ち着きました。
あとは基本的に上のクックパッドと同じ作り方で大丈夫。
僕の場合は下のような手順です。
- 玉ねぎと鶏肉を切る。
- 三つ葉を切る(匂いが移らないように玉ねぎと鶏肉の後)。
- 片手鍋にみりんを入れて沸騰させる。
- 砂糖、しょうゆ、水とだしの素、玉ねぎを入れる(水分を飛ばすために玉ねぎは鶏肉より先に入れる)。
- 沸騰したら鶏肉を入れて火を中火に調整する。
- 3分くらいを目安に鶏肉に中まで火を通すために待つ。
- 溶いた卵を加えて混ぜずにしばらく待つ。半熟(好みの硬さ)になったら火を止める。
- ご飯の上にのせ、お好みで三つ葉を散らしたら完成。
みりんの効果がよくわかるのは3の沸騰させる部分!
あ、これ親子丼の味になるやつだというのが匂いでわかります。
(元のレシピで書かれている煮切るというのは本来フランベみたいに火をつけることらしいのですが、手間と安全性、味の変化の費用対効果を考えて沸騰させるところで止めています)
自炊を始めてからいろいろ料理を作ってきましたが、みりんの効果が一番良くわかったのは煮物とかじゃなくて、このみりんを単体で沸騰させる手順がある親子丼を作ったときです。
それまではなんとなく、味がまろやかになるらしいという聞きかじりの理由でみりんを使っていました。
ですが親子丼を作るようになってからは他の料理に使ったときも味の変化が前より少し分かるようになったと思います。
他にみりんの効果がよくわかったのはビーフシチューを作ったときです。
これは赤ワインを料理に初めて使ったときのことで、料理に向いていない酸味の強いものを使ってしまった(あるいはアルコールを十分に飛ばさなかった)ことがありました。
どうすればいいかなと調べたら、みりんで酸味が飛ばせるらしいということが分かり、試してみたら確かに多少気になるけど普通に食べられるレベルまで酸味を抑えることができたのです。
こちらは一般的に言われている、味をまろやかにするという効果ですが煮物を作ったときよりも効果がすごくよく分かりました。
みりんの効果に疑問がある方はぜひ一度、親子丼を作ってみてください。
効果が良くわかって料理が少しだけ楽しくなりますよ。