うちの子、毎朝、学校に行くのがつらそう。
家族や仲の良い友達とは話せるのに、授業中、先生に問題を解くようにあてられると黙り込んでしまう。
でも、テストの点を見ると勉強が特別にできないというわけじゃない。
ちょっと人見知りが激しいけれど、そのうち治るだろう……。
そんな風に考えていませんか?
少しだけ待って下さい。お子さんの将来に関わる、大切なことです。
もしかしたらお子さんは「場面緘黙(ばめんかんもく)」かもしれません。
えっ、場面緘黙ってなに?
内気とか人見知り、発達障害と違うの?
そうそう、お医者さんに診せたらそう言われた。でもどうして良いのか分からない……。
いろいろな反応があると思います。
私自身、仕事で本格的に場面緘黙の子と関わるまではあまり気にしていませんでした。
ですが実際に場面緘黙の子とのコミュニケーションが必要になり、いろいろと学ぶ中で気づいたことがあるのです。
それは、
緘黙というのは子供には人生を左右するくらい大きい問題で改善には周囲の支援が必要
だということ。
コミュニケーション能力が強く求められるのが現代社会です。
勉強や仕事で頑張っても、緘黙症やその名残りの影響で評価されないなんてことがあったら、すごく大変。
子供の将来・未来のことを考えると親としてはサポートしてあげたいですよね。
ここではそんな場面緘黙に悩む親子のために、症状の改善に役立つ情報についてまとめます。
- 場面緘黙症とは?
- 場面緘黙の原因と最初にするべきこと
- 今まで関わってきた場面緘黙の子の例
- 緘黙症の理解・改善に役立つ本
- 緘黙症に役に立つウェブサイト
- 周囲との協力と診断書の必要性
- 改善のためのスモールステップ
- 受験に向けて。家庭教師・通信制の高校という選択肢