どうも、タイヘイです。
最近体調があまり良くないこともあって、ダイエットがなかなかうまく行かず悩んでいました。
基本的に食事制限など我慢することが多いのがダイエットなので、続けるのってなかなか大変ですよね。
そこで今回、僕はつらいダイエットが楽しくなるように自分が好きなものと組み合わせてみることを思いつきました。
今回は『HUNTER×HUNTER』と組み合わせたダイエットを考えてみることに。
作中でも修行シーンが多く、思ったよりも参考になったり実用的なダイエット方法が見つかったので紹介していきます。
- ネテロ会長式・感謝の正拳突きダイエット(1/10)
- ゾルディック家門番式・おもりを身に着けて生活ダイエット
- ハンゾー式・自分で用意した物以外口にしないダイエット
- イルミ式・土の中で睡眠ダイエット
- 念使いの常識:制約と誓約ダイエット
ネテロ会長式・感謝の正拳突きダイエット(1/10)
HUNTER×HUNERで印象的な修行シーンの一つがネテロ会長の感謝の正拳突きです。
鍛え上げた武道家が毎日1万回正拳突きだけに打ち込み、数年後には音を置き去りにするほどの拳速に至ったわけですがこれを参考にします。
1回の正拳突きにかかる時間を5秒とすると、1分で12回、1時間で720回となります。
とてもじゃありませんが普通の人に毎日1万時間は無理なので、現実的なラインだと1000回とか500回程度になるでしょうか。
500回だと40分程度、1000回だと1時間半くらい。
なんとか時間的にも毎日確保できるくらいになりました。
ここで消費カロリーを考えてみましょう。
正拳突きのmets値を立ち仕事と同じと見なすと2になります。
これを毎日1000回で1.5時間行うとしたら消費カロリーは、
体重(kg)×2(mets値)×1.5(時間)×1.05=体重×3.15(kcal)
となりました。
100kgの人なら315kcal、50kgの人なら157.5kcalですね。
カロリー消費の効率はその場でする運動なので良くありませんが、
- 雨の日でも室内でできる
- TVを見たり音楽を聞いたりしながらできる
といったメリットがあります。
ネテロ会長の修行とは異なるだいぶ軽い感じになってしまいますが、ダイエット方法としては悪くなさそうです。
ゾルディック家門番式・おもりを身に着けて生活ダイエット
主人公であるゴンは作中でいろいろな修行を行っています。
最初の修行はハンター試験中にヒソカからプレートを奪うための釣り竿を振る特訓ですが、はじめて他人にアドバイスをもらったのはおそらく作品開始以前にカイトにアドバイスをもらったのを除くとキルアを追いかけてゾルディック家で門番と生活をともにしたときのこと。
元々は試しの門を開けるための筋力トレーニングだったわけですが、これはよくよく考えてみるとダイエットとしても悪くありません。
作中では上下で50kgある服(徐々に重くする)を身に着けて生活するのが修行です。
20kgの湯呑みや200kgの扉を用意することは難しそうですが、合計2kgのおもりとかなら両手両足につけて生活できそうです。
消費カロリーは単独で考えるというよりも、通勤通学を含めて動いているときの消費量をアップさせる効果があります。
例えば50kgの人が毎日1時間ウォーキングをするとして、両手両足に500gずつ合計2kgのおもりとリュックか何かに2Lの水を入れて1時間歩いた場合を考えてみましょう。
この場合、やや早め(10分で1kmくらい)のペースならmets値は5。
消費カロリーは、
おもりなしだと50(kg)×5(mets値)×1(時間)×1.05=262.5(kcal)
おもりありだと54(kg)×5(mets値)×1(時間)×1.05=283.5(kcal)
となります。
1日だと差はわずか21kcalですが、1ヶ月だと630kcal、1年で脂肪1kgを減らすのに必要な7200kcalを超えます。
おもりをつけるだけでダイエットの効率が良くなるって地味にスゴイ発見ではないでしょうか?
自転車で通勤する人などはおもりをつけるまではしなかったとしても、飲み物を家から持っていくだけでちょっとだけダイエット効果がありそうです。
ハンゾー式・自分で用意した物以外口にしないダイエット
ハンター試験本試験が開始する前に、トンパが下剤入りのジュースを配っていたことを覚えているでしょうか。
キルアは毒に耐性があるのでききませんでしたし、ゴンは犬並みの嗅覚と味覚で下剤の存在に気づいたアレです。
一方でハンゾーは「人からもらった飲食物は口にしない」という習性でこれを断っています。
これはダイエットに使えそうです。
人からのお土産やちょっと食べているお菓子などをもらわないようになりますし、もっと効果がありそうなのはこの考えを突き詰めて「自分で用意した物しか口にしない」場合。
TOKIOみたいにラーメンを作るのに麦から作るとかまでは行きませんが、お弁当とかジュースとかを買わずに全部自炊するようになればダイエットの効果はかなり大きいと思います。
忙しいときは忍者っぽく保存の効く食料を予め準備しておいたらどうでしょうか?
炊き込みご飯を多めに作っておいて冷凍しておいたり、ベーコンとかを自作してみたらそれだけで料理が趣味と言えるようになりそうです。
甘いものが食べたい場合でも安易にコンビニなどを利用するのではなく、お菓子作りをするようにすれば食べる頻度も減るでしょう。
お酒が飲みたい場合は家でカクテルを作ったり、応用もかなり効きそうです。
イルミ式・土の中で睡眠ダイエット
ハンター試験3次試験はゼビル島でのプレートの取り合いです。
期間は1週間、ゴンがヒソカからプレートを奪った際に痺れ薬で動けなくなりヒソカはこのときに「残り4日でゴンなら動けるようになるだろう」と発言しています。
この直前にイルミ(ギタラクル)はプレートがそろったので土の中に潜って期限まで寝ているのですが、これは断食の一種と考えることができるのではないでしょうか?
暇な大学生など以外には中々難しいですが、寝ているだけというのも実は結構カロリーを消費します。
50kgの人なら1260kcal、100kgの人なら2520kcalを毎日何もしなくても消費すると考えてください。
ヒソカの残り4日発言が当日を含めてなのか含めないでなのかは判断が難しいですね。
25話のタイトルが「2日目」となっており、釣り竿を振る練習に2日使いヒソカを尾行→プレートを奪うのに1日使ったと考えれば3日目の途中でイルミは寝たと考えるのがよさそうです。
まるまる4日寝ていたとすれば70kgくらいの人ならそれだけで1kgやせる(水分が抜けるのではなく脂肪が落ちる)ことが出来ます。
土の中で寝るというのはちょっと真似できませんが、寝ているだけでダイエットというのは悪くなさそう。
現実的に考えると、
- 水だけは飲んでOK
- トイレ以外は動かない
といった感じになると思います。
もう少し軽くすると、本を読んだりゲームをしながら布団の中で4日過ごす感じになるでしょうか。
これなら暇も潰せますし、時間があるなら悪くなさそうです。
僕は断食の経験があるのですが、おそらく2日目から3日目にかけて食べ物のことしか考えられない時間がくるのでPCやスマホをいじる時は注意しましょう。
食べ物の画像を見たり、孤独のグルメを見たりするとその勢いで何かを口にしてしまうかもしれません。
念使いの常識:制約と誓約ダイエット
最後はクラピカが幻影旅団と戦うのに念を強化する方法としてはじめて出てきた、制約と誓約をダイエットに応用する方法です。
83話で最初に師匠(ミズケン)からクラピカにはじめて語られた制約と誓約ですが、ここでは単純に「~してはいけない」と「~したら~してよい」に分けて考えてみます。
「~してはいけない」はクラピカが「旅団以外には束縛する中指の鎖は使えない」とした感じに「夜9時以降は食べ物を口にしてはいけない」とするわけですがこれだけではありません。
クラピカはこれに死というリスクを負っていますし、ゴンならジャジャン拳の威力を上げるのにタメが大きいというリスクを負っています。
現実だと、夜食べてしまったら次の日は断食しなければいけないとかコンビニでお釣りを寄付しなければ行けないとかそんな感じになるでしょうか。
「~したら~してよい」はハンゾー式ダイエットで出てきた「自分で用意したものしか食べてはいけないが、自分で作ったものなら何を食べても良い」とかの場合ですね。
「帰ってきてから30分運動したら食事をして良い」とかでも良いかと思います。
応用して「スマホで動画を見ながらお風呂に1時間入る」とか自分の好きな何かとセットにすると中々面白いダイエット方法になると思いますよ。
いかがだったでしょうか?
個人的にはゾルディック家門番式のおもりを付けるダイエットが手間がかからないと思いますし、ハンゾー式の全部自炊するダイエットはかなり効果が期待できると思います。
ダイエットがなかなか上手くいかない時は一度気持ちを楽にして、楽しむことを考えてみてはいかがでしょうか。
ありがとうございました!
2Lのペットボトルに水を入れてリュックに入れるのも良いですが、かさばるのが嫌なら専用の重りを買うのも意外と高くなくて悪くなさそうですね。