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凡才だから努力して一日ひとつだけ強くなる。

1ヶ月、毎日水を2リットル飲んでみてわかったメリット・デメリットまとめ

グラスに注がれた水の写真

 

この記事を読んで分かること

・水を毎日2リットル飲むメリット

・水を毎日2リットル飲むデメリット

・水の飲み方、選び方

 

水を毎日2リットル飲むと健康に良いというのは聞いたことがあって、かなり前に1回試してみたんですけど意外と量が多くては続きませんでした。


しかし今年の夏は暑い。

加えてダイエットで軽い運動を始めたら、

「あれ、これいけるんじゃない?」

とふと思い立ちました。


実際に試してみたら1ヶ月ほど続けられたので結果をまとめます。

 

基本的に毎日2リットル飲むことを目安にして、最後の1週間は食事とか運動量に応じてプラスマイナス300ミリリットルくらいのばらつきがあった感じです。

平均すると約2リットルということで、その点はご勘弁ください。

 

 

読むのが面倒な人のためのまとめ

メリット

・1.5kgやせた

・肌の調子の良い変化

・睡眠の質向上

・疲れにくくなる

デメリット

・トイレの回数が増えた

・お金か手間がかかる

・ゴミが出る

 

 

 

 

水を飲むメリット

 

1.5kgやせた


これはちょっとズルがあって、ダイエットを兼ねていたので水を飲むこと自体が直接的にどれくらい効果があったのかは微妙です。


ダイエットの内容は軽い食事制限(お菓子や外食は5日に1回であとは普通に食べる)、朝夜20分ずつのウォーキング、1日5,6分の軽い筋トレという簡単なものです。


もともとジュースを日常的に飲んでいたわけではないので、直接的に水を飲むことで痩せたというわけではないと思います。

 

あったといえば、お菓子食べたいな、という気持ちはかなり抑えられたと思います。

いわゆる口さみしい、なんとなくお腹が空いてないのに感じる食欲には効果がありました。


あと思っても見なかった、一つだけダイエットで大きなメリットがありました。


毎朝体重を測っているのですが、この1ヶ月は意図しない体重の極端な上下がなかったのです。


以前はダイエットをしていると、昨日はめちゃくちゃ運動したのにあんまり体重が減ってない、逆にちょっとしか食べてないのに体重かなり増えてる、みたいなことが頻繁にありました。


これ、よくよく考えると1日の消費カロリーで増減する脂肪の量ってせいぜい100gとか200gなのでもともとおかしいんですよね。


じゃあ体重の増減で一番大きな要因って何かというと、水分の量なわけです。


汗をかいた量、何か食べてその食べ物が含む水分、そういったものに意図せず1kgとか下手したら2kgくらいのバラつきがあったんだと思います。


毎日体重を測っていて、確実に自分の体重をコントロールできている感があって非常に良かったです。
ダイエットで変な体重変化がお悩みの人は摂取した水分量を記録してみると良いと思います。

 

肌の調子が良い


もともと私は乾燥肌タイプで、しかし太っているせいか汗はベタつき気味。
ただよく言われている通りこの1ヶ月は明らかに肌の調子が良かったですね。

 

簡単にまとめると、


・吹き出物ができない

・汗がサラッとする

・肌にハリが出た


こんな感じです。

 

いわゆる肌トラブルが多少なりともあったのが、体感半分以下に減った感じですね。


特に汗をかいてベタついた感じとかニオイが気になるとかには効果があったと思います。


自分の場合、肌に問題が起きるのは冬とか花粉の季節なことが多いので、続けていって効果を見たいです。

 

睡眠の質が上がった

 

どちらかと言うと、食事と運動のおかげが大きいと思いますが、それでも効果があった感じです。


と言うのも効果があったのは、夜中にトイレに行く頻度が減ったという点。


1日を通して飲む水の量をコントロールすることを覚えたので、夕食後から寝る前の水分量が適切になったんだと思います。


以前は日中は水分不足で、食事のたびにかなり水分をとっていたという落差が激しい感じ。


1日を通して体内の水分量の波が少なくなって、結果として夜中のトイレが減ったんじゃないかな、と考えています。

 

あと、ジュースはもともと飲まなかったけどお茶はそれなりに飲んでいました。

カフェインの摂取量が減ったのも大きな要因だと思います。

 

疲れにくくなった


これは睡眠の質が上がったことが原因ですね。


食事と運動に気を遣っていたこともありますが、やっぱり睡眠の影響が大きいはずです。


水を飲むことの間接的な効果だと思います。

 

 

 

ラベルレスボトルだとゴミ出し時に気を使わなくて良いです。

 

糖分が入ってなければ炭酸水は歯にも悪くない。

ダイエットにも良し。

 

水は持ち運びが大変なので通販がおすすめ。

 

 

デメリット

トイレの回数が増える


特に2リットルをノルマだと考えていた最初の2週間くらいはかなりトイレの回数が増えました。

普段は1日で5回くらいだったのが12回くらいになってたんじゃないかな?


後半は主にこれが原因で「2リットルはあくまで目安」と考えるようになりました。


その日の食事の内容や、気温や湿度の変化や運動量によって異なる汗のかきかたの違い、そういったものを考慮すると必ずしも量にこだわる必要はないはずです。


飲む量に多少の幅をもたせたら自然とトイレの回数も極端に多くはならなくなりました。


結果的には以前より午前・午後で1回ずつ増えたくらいの感じですね。

 

 

お金か手間がかかる


2リットルのペットボトルを最初は買っていたのですが、安いもので1ヶ月30本だと2700円くらい。飲み物の中では一番安いとはいえタダではありません。


後半はお金をかけたくないけど水道水をそのまま飲むも嫌だったので、一度お湯を沸かしてそれをペットボトルに入れて冷蔵庫で冷やしたものを飲んでいました。


手間がかかるのももちろんですが、一度沸かすと白湯(さゆ)に独特の味がついてしまうのでそれが一番の問題だったかな……と思います。

 

ゴミが出る


ペットボトルを買うとゴミが気になりますね。

資源ごみの回収が少ない地域もありますし、スーパーとかで回収していても持っていくのが面倒だったり。

 

結局、後半は一度沸かした水道水を冷やして飲んでいたのでゴミ問題は解決しました。 

 

水の飲み方

トイレの回数を増やさない水の飲み方


基本は「1回に大量に飲まない」「こまめに少しずつ飲む」こと。

これを守るだけでトイレに行く回数が激増することがなくなります。


運動して汗をかいた後は200~300ミリリットルくらいで多めに飲んでOK。

食事のときはコップ1杯から2杯、200~400ミリリットルくらい。

日中のそれ以外は少量、ペットボトルのキャップくらいの量を仕事で集中力が切れるごとにこまめに。

起床後・寝る前は風呂上がりと合わせてコップ1杯の半分強、100~150ミリリットルくらい。



 量がはかれるタイプのボトルがあると非常に便利です。

 

冷えてるのが好きな人は真空断熱系のタンブラー・マグでしょうか。

保温がきくので冬場はこちらにお湯を入れるのがおすすめ。

 

 

水の種類


味とかはあんまり気にしてませんでした。

(外国に行ったときはペットボトルの水の味が全然違って驚いたことがありますが)

 

飲みやすいものをお財布と相談で決める感じだと思います。

 

 

ペットボトル


当初は近くの量販店で「アルカリイオンの水 2リットル」を88円で買ってました。通販よりちょっと安いけど重くてかさばるので持ち運びが面倒。

 

500ミリリットルは持ち運びやすいけどコストがかかります。

ゴミの量も気になる感じ。

 

メーカーの選択肢は非常に多くて豊富。
量販店だと2リットルが60~100円くらい。500ミリを4本買うと2リットルで240~400円くらい。


あえてペットボトルを選ぶとなると、炭酸水を飲みたいときでしょうか。

 

風味がついてるだけの無糖のはともかく、いろはすなんかだと普通に糖分が入っててカロリーがあるジュースと同じものもあるので注意が必要です。

 

あと、ウォーターサーバーにせよ浄水器にせよ、結局長いこと使うと掃除とかメンテナンスが必要なのでその手間をどう考えるかですね。

ペットボトルは衛生的には一番でしょう。

 

防災対策にもなるので水は定期的に買っておくのがおすすめです。

 

ウォーターサーバー


今回水をかなり飲むようになってはじめてウォーターサーバーの値段を調べてみたんですけど、結論から言うと毎日2リットルとか量を飲むなら実は不向きです。


安いもので2リットル200円くらい、高いものだと300円とか400円とかでした。


パックを回収してくれるタイプならゴミは出なくて済むというのが利点ですかね。


一番の利点はお湯・白湯(さゆ)を簡単に用意できること。

もしかしたら冬場なんかはいいかもしれません。


とはいえやっぱり高めなので個人宅にはおすすめはしないです。

 

 

浄水ポット


調べてみたら実はかなり得だったのが浄水ポット。
冷蔵庫に普通に入るし、何より安いです。


2リットルだと15円とか20円くらい。


水を入れてから飲めるようになるまで濾過にかかる時間も数分くらいなので困らないですね。


お手軽なのでそのうち試してみようと思っています。

 

アマゾンで一番売れてるタイプのやつ。おすすめ。

 

浄水器


蛇口に取り付けることさえできるならこれが一番安い
2リットル4円~10円くらい。


台所につけることがほとんどだと思います。

そうなると洗い物のときが無駄じゃない?

と、思ったら切り替えもできるのははじめて知りました。


お米を炊いたり料理にも水は使うので、そのあたりまで考えると本当はこれがベストかな~と思います。

 

三菱系の企業で生産国が日本なので安全。

 

水道水そのまま


日本の水道水はなんだかんだ世界最高水準です。

安全性で見ても、値段で見ても。


値段は驚きの2リットル0.2~0.5円


ただ貯水槽とか水道管とかの影響で蛇口から水が出るまでに質が悪くなる可能性はあります。
たま~にニオイがおかしいときもありますしね。

 

沸かしたのを冷やして飲むくらいは手間がかかりますがしたいところ。


苦学生とかならともかく、余裕があるなら月2000~3000円くらいは水道水じゃなくて飲み水と料理用にお金をかけても良さそうです。

 

結論

・飲んで健康面では得しかなかった

・2リットルは目安。食事や運動量、その日の気温などで調整するのがおすすめ

・トイレに行く回数が増えるのでこまめに少量ずつ飲むべし

・ペットボトルならラベルなしがおすすめ、浄水器がコスパ的には一番


こんな感じですね。


ダイエットと兼ねて引き続き2リットルを目安に水を毎日飲み続けていこうと思います。

 

ラベルレスボトルだとゴミ出し時に気を使わなくて良いです。

 

 

 

糖分が入ってなければ炭酸水は歯にも悪くない。

ダイエットにも良し。

 

水は持ち運びが大変なので通販がおすすめ。

 

 

左は量がはかれるタイプのボトル。

右は冬におすすめの保温がきくサーモスのタンブラー。

 

アマゾンで一番売れてるタイプのやつ。おすすめ。

 

三菱系の企業で生産国が日本なので安全。