凡才ですから

凡才だから努力して一日ひとつだけ強くなる。

理系にオススメなお金を貯めるために必要なたった3つだけの考え方

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問題:日本人の貯金の平均金額は?

 

答え:1家族あたり1047万円(厚生労働省のデータより)。

 

 

上の質問と答えを見て驚いた方は少なくないと思います。

 

これは年配の方の貯蓄が多く、全体にならすとその影響が高く見えるというカラクリですね。

 

さて、それは置いておいて気になるのはどうやったらお金が貯まるのかということです。

 

具体的なお金の貯め方は時代によって変わりますが、お金持ちの考え方というのは有名な投資家や実業家、ユダヤ人の教えなどを元にしたものが多いです。

 

ですが、私が知る限りそれらの本は誰が語ったかは書いてあっても、どんな人に向いている考え方なのかは書いてありません。

 

もともとお金持ちになるような人って、良い教育を受けていたり、起業などビジネスにものすごく打ち込むタイプだったり、そもそも外国の書籍が多くて参考にならない部分も多いのでは?

 

そう思った私は今回、有名な格言や考え方を日本人のちょっと理屈っぽい人向けにアレンジしてまとめました。

 

家電を買う時は通販サイトで値段を比べたりするあなたにはピッタリだと思うので、ぜひ御覧くださいませ。

 

社会は際限なくあなたにものを買わせようとしている

伝説の経営者と言われたジャック・ウェルチの2つの言葉、

「自分の運命は自分でコントロールすべきだ。さもないと、誰かにコントロールされてしまう」

「我々の行動のすべては、顧客の獲得か、顧客の維持を目的としている」

を消費者の目線から見ると上の言葉のようになります。

 

TVの登場でCMは一般的になりました。

そしてインターネットの登場で若い世代の私たちはそういった過剰なCMや広告を嫌うようにすら時代は変化しています。

 

ですが、たとえ不要なものを売りつけられるのを嫌っていてもすべての広告、つまりあなたにものを買わせようという意思は非常に強力に影響を及ぼしてきます。

 

 

コンビニで700円くじをやっていたり、おにぎり100円セールをやっている時はつい1品余分に買ったりした経験はありませんか?

 

ハマっているスマホのゲームでCMを見てテンションが上昇。

グーグルプレイカードやアイチューンカードのポイント還元が行われていてついガチャを回してしまったことは?

 

こういった例はいくらでもあるのです。

 

かくいう私も自分だけは人に左右されず物事を決めているとずっと信じていました。

 

ですが物を売るという行為を売る側から見ると、そのえげつないまでの徹底具合いに恐怖すら覚えたのです……。 

 

今の社会はマーケティングやコピーライティングといった技術が非常に発達しています。

 

だれもが想像以上に影響を受けていることを改めて認識する必要があります。

 

 

スマホに月額8000円の価値はなく、もやしには1袋50円の価値がある。

iPhoneを生み出したAppleの今はなきスティーブ・ジョブズの言葉、

「私は持っているテクノロジーをすべて引き替えにしても、ソクラテスとの午後のひとときを選ぶね」

をアレンジして具体的に置き換えるとこのようになります。

 

ものの価値を決めるのはそれを売る会社や人間ではなく、あなただということを忘れないでください。

 

大半の人はスマートフォンを月額料金分使いこなせてはいないでしょう。

仕事用に必要という人は本来PCと同じように会社の経費で落とすべきだと私は思っています。

 

絶対使いたいというアプリに一つ一つ500円ずつ値段をつけていったとしたらどうでしょうか。

もし料金が3000円くらいなら元を取れていると思うのですが、1万円近くだと高すぎると思いませんか?

 

これはNTTやソフトバンクなどの会計報告を見ると実は国内トップクラスで利益率が高く、消費者から提供する価値以上の料金を受け取っていることを調べたりすると見え方が変わって来ます。

 

 

逆に、もやしがスーパーで50円だと高いと感じる人は結構いるのではないでしょうか?

 

もやしはしばしば特売で10円とか20円、場合によっては1円で投げ売りされることもあったりするんですよね。

 

ですが野菜としてはしっかり栄養も一袋の量もあります。

それなのに非常に安く売られるせいでもやし農家が廃業に追い込まれたりしている現実があるのです。

 

 

ジョブズの名言に立ち返ると、ものやサービスの価値というのは本来あなたが決めるのだということを忘れてはいけないということです。

 

何かを買う時は自分にそれが本当に必要なのかどうかを考える癖をつけるのが、お金持ちになる第一歩です。

 

 

1億は無理でも5000万は誰にでも稼げる。

 パナソニックを築き上げた松下幸之助の、

「人より一時間余計に働くことは尊い。努力である。勤勉である。だが、いままでよりも一時間少なく働いて、いままで以上の成果を挙げることもまた尊い」

という言葉をちょっと違う方向から捉え直した言葉です。

 

嘘だ!

 

と思うかもしれません。

でも、この言葉の中では1年でとか期間を決めてはいないんです。

 

時給900円のアルバイトでも40年働けば7000万近くになります。

非正規雇用の派遣社員でも40年あれば1億は越えられるでしょうし、

正社員なら生涯賃金は2億を越えることも多いです。

 

つまり、前提を勝手に思い込んだりすると可能性はいちじるしく狭まるということ。

そして実際にもっとお金が欲しいと思ったら何らかの工夫が必要だということです。

 

Youtuberを馬鹿にする人も多いですが、トップの人は1年で億単位のお金を稼いでいるのは事実。

 

これはほとんどのプロ野球選手よりも高く、日本代表クラスのサッカー選手でも海外でプレーしていなければほぼ越えられないほどの金額です。

 

小売や飲食がチェーン店化、システム化された今の世の中では 旧来の商売を立ち上げることはかなり難易度が高くなっています。

 

ですが、新しい技術によって新しく生み出されたお金の稼ぎ方もあるのです。

 

 

お金について考える時、偉大な先人の言葉を自分なりに捉えなおしてみることがお金持ちへの第一歩になるはずですよ!

 

 

 

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