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2ヶ月で200時間英語を勉強したら瞬間英作文の効果と休息の重要性に気づいた話

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思い立って英語の勉強をはじめました。

1ヶ月で100時間英語を勉強したら人生が変わった話

なんとか2ヶ月続けられています。

 

2ヶ月目も目標の100時間をなんとか突破しました!

 

最終的には合計で2000時間勉強したいと考えています。 

全体の10%は終わったと考えるとなんだかドキドキしてきました。

 

そんなわけで、2ヶ月連続で100時間英語を勉強してみたまとめです。

 

教材別勉強時間まとめ

音読パッケージ 合計32.5時間
 みるみる 14.5時間
 暗記するな 18時間


瞬間英作文 合計42時間

 どんどん 42時間


発音 合計11.5時間

 超低速メソッド 9時間

 速読英単語中学編 2.5時間

 

文法 合計17.5時間
 1億人の英文法 6.5時間
 くもんスーパーステップ 5.5時間
 くもんドリル 5.5時間


合計 103.5時間

 

前回が1ヶ月半ほどで150時間に少し足りないくらいでした。

今回はそこに半月分プラスして合計200時間ちょっとです。

今後もわかりやすいように1ヶ月毎に進捗をまとめようと思います。

 

 

瞬間英作文での大きな進歩

 

2ヶ月目で一番大きな進歩は瞬間英作文でした。

 

1ヶ月目の反省から、音読と瞬間英作文の比率を逆転させ集中的に取り組むことにしたのですが……。

 

結果、英語ができるようになった感がすごい!!

 

苦手だった関係詞などがすごく楽になった

 

受験勉強でもよく出てきたので、関係代名詞は主格・目的格は理解できていました。

 

ですが、作文というレベルで考えると関係副詞が曖昧でした。

また、分詞に関しても苦手意識があったのですが解消されました。

 

受け身などは読むのは得意でしたが、瞬間英作文になると最初はかなり大変でした。

あとは助動詞の会話表現的な使い方も苦手な部類でした。

こちらに関しては文法を並行して進めていたのが非常に良かったように感じます。

 

 

苦手を克服して強く感じたことがあります。

それはアウトプット前提になると理解度のごまかしが効かなくなるということです。

 

学校の授業はもちろん、自分で参考書を読んだときでもついつい時間や量をこなすことに意識がいきがちです。

 

とりあえずやったから良いだろう、という気持ちになってしまうんですね。

 

そういった勉強を続けていき実際に問題を解いてみると……。

1問2問ミスがあっても結構軽く考えることが大学受験のときは多かったです。

 

ですが瞬間英作文だと、特に音源を使ったときに自分が完全に内容を理解していないと文章はすぐにでてきません。

 

瞬間英作文では問題の質よりも回数をこなすことの重要性を実感しました。

 

回数をこなしていると理解も深まり、別の表現だったけどこれでも正解。

というような判断ができるようになってきます。

(ネイティブの繊細な表現の差はまだ置いておきます)

 

なんとかクリアできるレベルでとどまっていてはダメなのです。

余裕を持ってクリアできるようになることが大切なんですね。

そうするとはじめて見えてくるものもあるようです。

 

すらすらと例文が出てくるようになった!!

 

私は仕事で中学生・高校生に英語の解説をしています。

今までは英語の解説の際、普通の教師・講師のように文法用語やテキストに載っている例文に頼りがちでした。

 

しかし最近は解説に必要な、シンプルな例文を簡単に作れるようになりました。

 

これが本当に自分でも驚くくらい、すらすら出てくるようになったのです。

 

1秒で基本的な文章が頭に思い浮かび、もう2,3秒かけて生徒の理解度に合わせて主語や動詞を変化させる感じです。

 

間違いなく瞬間英作文の効果です。

 

この瞬間英作文の効果は、音読など他の教材でもかなりハッキリと出てきています。

 

例えば文章が長くなる比較やask+人+to不定詞を使った文章。

こういった以前は苦手としていた構文が苦手ではなくなった感じが強いです。

 

結果、音読パッケージで詰まる部分が激減。

長い文章も主語や目的語をかたまりとしてとらえられるようになったので、だいぶ楽になったと実感しています。

 

2ヶ月勉強してみて、発音を最初に集中してやってよかったのは変化なし。

しかし瞬間英作文の効果がすごく大きいことを考えると、音読パッケージより瞬間英作文を優先して取り組むべきだったなと今は反省しています。

 

 

3ヶ月目は1冊目と並行して2冊目に突入!

 

自分の場合、瞬間英作文は進め方の都合上1冊目をやりきる前に2冊目に入ることになりました。

 

まだ序盤ですが既に2冊目に取り組み始めています。

そして驚いたのは2冊目はめちゃめちゃ最初から楽に英作文ができるということ。

 

1冊目のトレーニングで自分のレベルが確実にアップしているがわかります。

嬉しいです。

 

この2冊目が終わったら瞬間英作文の初級レベルは終了。

 

3冊目は文法項目ごとにまとまっていない、シャッフルされた文章の本に取り組む予定です。

 

今のペースだと目安としては4ヶ月目に入る少し前くらいでしょうか?

ちょうどそれくらいの時期に音読パッケージも初級レベルが終わります。

そして全体的に中学範囲を仕上げて高校範囲に取り組んでいく予定です。

 

教材別の取り組む時間については、記録からだいたいペースが見えてきたので調整をいれていきます。

 

 

瞬間英作文は学生時代取り組んでこなかったタイプの訓練です。

最初は本当に効果があるか不安でした。

ですがやってみたら、明らかに今の英語教育で一番足りない訓練だと断言できるほどの効果がありました。

 

瞬間英作文、オススメです。



 
 

発音はやりきったので次のステージへ

 

瞬間英作文が2冊目に入る一方で、発音は参考書を合計11周を終えた段階で完成としました。

 

英語の勉強を始めてから、最初にやりきったと自信を持って言える項目です。

 


やりきったと判断する勇気と判断基準

 

どの段階でその教材をやりきったと判断するかは難しい問題です。

発音に関してはキリの良い10周で終わりにしても良かったとは思います。

 

事前に終わらせる基準を決めておかなかったのはミスでした。

 

量をこなせば良いと考えてしまうと、取りこぼしがあったときに不完全なまま先に進むことになります。

 

一方で、十分なレベルに達したのに周回を続けるとそれは時間のムダ使いになります。

 

このあたりは本当に判断が難しいと思います。

 

発音に関しては基礎は完成して、次にやるべきことが自然と見えてきたのでやりきったと判断することができました。

 

しかし瞬間英作文や音読パッケージだと判断の基準が少し難しそうです。

 

1冊の中でも人によって簡単なところ、難しいところ、得意なところ、苦手なところがあります。

 

そうなると余裕を持って必要な量をこなし、その上で時間をムダにしないよう苦手を集中して克服するような進め方を考えていく必要があるように思います。

 

今は瞬間英作文・音読パッケージともに100回を目安に取り組んでいますが。

今後は70回は今まで通りに進め、残りを苦手な部分に集中しようかと考えているところです。

 

 

日本人が間違って覚えがちな単語の個別修正開始

 

発音記号が読めるようになると、自分というか日本人が間違って覚えている発音の単語に一定の傾向があるのに気づきます。

 

子音に関しては日本語に無い音には最初苦労するのですが、一度やりきるとそれほど苦労しません。

 

その上で大学入試でも聞かれるような一部の例外的な単語を除くと、自分の場合ほぼ母音がネックになっているようです。

 

具体的には、

・boxやtopといった「ア」に近い音を「オ」と発音してしまうパターン

・catやaskのような「エ」が入った音を「ア」と発音してしまうパターン

・exchangeやinterestedのような「イ」に近い音を「エ」と発音してしまうパターン

あたりです。

 

基本的には母音をローマ字読みしてしまうのが良くある間違いのようです。

 

特に中学で習う単語は上のレベルに行っても非常に出てくる頻度が多いので、しっかりと確認していきたいところですね。

 

この課題の克服のため具体的には速読英単語の中学編で発音だけを確認しています(現在3周目)。

 

 

どうしてもやる気が出ない日の克服法

 

勉強を続けていると、良いことばかりではありません。 

 

2ヶ月目もほぼやりきった頃。

勉強開始から今まで感じたことのない、ひどい疲れに襲われました。

 

あ、これダメなやつだ。

 

朝の段階でそのように感じ、色々と悩んだのですが結局その日は勉強時間を2時間程度に抑えることに。

 

これからまだ1年以上続けることを考えると、そろそろ休むことについても考える必要が出てきたなという感じです。

 

 

やる気が出ない日の最低限のノルマを決めておく

 

あらかじめ予定していた休みの日はともかく。

やる気が出ない日でも勉強時間がゼロの日はなるべく作りたくありません。

 

ここでは以前小さな習慣に取り組んだとき(腕立てを1回から始めたとき)のことを参考にしました。

 

やる気が出ない日でも最低限こなすべきノルマを決めておくのは非常に効果的です。

 

今までの記録から瞬間英作文の1ページだけなら新しい部分でも10分もかかりません。

周回が進んでいるところなら35秒くらいで終わることもあります。

 

これからの勉強を考えても、おそらく瞬間英作文は最後まで付き合うことになる項目です。

 

調子の悪い日でも瞬間英作文には必ず取り組もうと思います。

 


1ヶ月での目標時間を逆算して休みor楽な日を作っておく

 

調子の悪い日は最低限のノルマで2ヶ月目は乗り切ることができました。

 

ただ今後のことを考えると、1ヶ月単位で休みや普段より勉強時間を短くする日をあらかじめ作っておいた方が良さそうです。

 

自分でスケジュールを管理できているというのはそれ自体が非常に大きなモチベーションになるからです。

 

私の場合は現在1ヶ月100時間、1日につき3時間30分をノルマとしています。

毎日のノルマをこなすだけで5時間ちょっとは余裕があるので、今のままでも1ヶ月に1日は最低休めます。

 

 

 

2週間に1回は休みが必要、かも?

 

どこかで読んだことがあるのですが、どうやら人間は2週間に1日くらいは休みが必要らしいです。

 

1日のノルマを10分伸ばせば2週間で1日休み。

15分伸ばせれば休みの無い週も半日休みが作れそうです。

 

これ以上休みを増やそうとすると、現在の集中力からすると長くなった1日のノルマがこなせなくなりそうなのが正直なところ。

 

とりあえず半日休みと1日休みを毎週交互に入れる、代わりに1日のノルマを15分伸ばす。

この形で進めてみます。

 

  

失速の原因は負荷のかけすぎ?

 

おまけで2ヶ月目後半の失速の原因について考えてみます。

最初は勉強をし始めたときのやる気を使い果たしたから、だと思っていました。

ですがどうやらそれだけではなさそうなのです。

 

慣れたらやる気は0で取り掛かる方が良い

 

ある程度慣れてきたら、毎日気合を入れて頑張らない方が良いように思います。

というのも、気合を入れて無理矢理頑張った次の日はその反動か調子が悪い日が多かったように思うのです。

 

幸い、やることが明確になっていれば始めることさえできればほぼやりきることができるようになりました。

 

もともと意識せずにやってしまうスマホゲームやSNS、ネットサーフィンなどはやる気がほぼゼロの状態で取り組んでいます。

 

こういった例もあるので、やる気はなるべく0に近いフラットな状態で頑張らずに勉強に取り組んでいこうと思います。

 

自分でどんどんハードルを上げてしまう病

 

やる気の他にもう一つの問題はやることが明確になっていると、どんどん自分で自分に負荷をかけてしまうことです。

 

例えば瞬間英作文であればページごとのラップタイムを測って前日と比較。

音読パッケージであればアプリで読まれるスピードをどんどん上げてしまう。

 

こういった工夫には、訓練の負荷を高く保つというメリットがあります。

ですが大変なことをやっているという心理的な抵抗を上げてしまうデメリットもあるような気がしています。

 

以前ダイエットに失敗したときも、走る距離をだんだん伸ばしていき10kmくらいで続けられなくなったことがありました。

 

これは改善するべき点だと思っています。

 

 

負荷の無い訓練に意味はないが……

 

ものごとが上達するためには、快適な状態から少しだけ無理をする負荷をかけた練習が必要です。

 

おそらくこれは英語学習においても同じことでしょう。

 

ただ、負荷をかけすぎても続けられなくなる可能性がでてきます。

 

そういった点を考慮して音読パッケージの速度に関しては、

・物足りなくなるまで速度は上げない

・1.5倍速を上限とする

ことにしました。

 

これは2ヶ月ほど取り組んできて見えた自分に合った負荷の上限値です。

 

今後教材の難易度に応じて調整することはあるかと思いますが、ひとまずこれでやってみようと思います。

 

いずれにせよ大事なのは、継続と訓練効率のバランスを取って負荷を見極めることなのだと意識しておきます。

 

英語学習の副産物

私の場合、英語学習の副産物とも言えるダイエットに関しても確実に成果が出ています。

ダイエット→開始から6kgやせた

週1で好きなものを食べていい以外はカロリーを管理しています。

2000kcal以内、できれば1800kcal以内でゆるめの制限です。

解放日以外でオーバーした日は1ヶ月で3日ほどでした。

 

運動は筋トレとウォーキング+ジョギングを軽めにやっています。

瞬間英作文とウォーキングの相性はバツグンです!

 

結果、2ヶ月で6kgほどやせて大台を切ることができました。

英語と同じで1年半くらいの計画で進めていこうと思います。

 

掃除→本棚が片付いて読書がはかどる

30分勉強したら掃除するようにしたら、部屋をキレイに保つ習慣が身につきました。

本棚を整理したら英語の勉強もしやすくなりましたし、読書もはかどるようになりました。

 

ダイエットの効果と合わせて体調も良いので続けていこうと思います。

 

 

3ヶ月目、合計300時間を目指してこれからも頑張ります!