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凡才ですから

凡才だから努力して一日ひとつだけ強くなる。スキル獲得とオタク知識の情報発信と記録。

ウメハラ――「最強」――に学ぶ成長戦略。「1日ひとつだけ、強くなる。」

 

 物事には抑えるべきポイントがある

さて、今日はプローゲーマーのウメハラが書いた「1日ひとつだけ、強くなる。」から自分を鍛える方法を学ぶで。

うん。

ウメハラのことは知っとるか?

格闘ゲームストリートファイター」の世界チャンピオンになったりしてる人だよね。

そうや。社会人になったあとはしばらくゲームから離れとったんやけど、復帰後に大会で結果を出してスポンサーがついて、日本初のプロゲーマーになったんや。

テニスの錦織くんにユニクロがスポンサーついてるのと同じって考えて良いのかな?

そうやな。まあゲームのプロっちゅうのは日本じゃまだ馴染みが薄いけども、新しい職業の一つやな。ゲーム実況とかとはまたちょっと違うガチのスポーツ選手ってイメージかな。

 

ほんで、「1日ひとつだけ、強くなる。」を読んでみた感想はどうや?

そうだなあ。いわゆる自己啓発系の本とはちょっと趣が違う感じがした。誇張とかがすごく少なくて、淡々とこういう努力をしてますよってことが書かれてる。ウメハラは良くクールだって言われるって書いてあるんだけど、それ以上に謙虚さみたいなものが強いように思う。

ええところに目をつけたな。謙虚さについてはちょっと後で触れるけれども、やっぱりゲームって馬鹿にする人もおるけど結果が明白に出るシビアな勝負の世界ってのが大きい。

野球とかサッカーやとチームスポーツやから勝敗の全部が一人のせいにされることってあんまりないかもわからんけども、格ゲーはチーム戦とかもたまにあるけども基本的に1対1の勝負やからな。その上、日本初のプロっちゅうこともあってお手本にできる人がおらんなかでどうやって強くなったらええかを真剣に考えとる。

前例がない道を切り開いて進むってなかなかできないよね。

そうやな。結論から言ってしまうと本のタイトルでもある1日ひとつだけ強くなることを意識したらええってことになってしまうんやけど、それ以前にものすごい大切なことがもう一つ書かれとる。なんやと思う?

うーん、なんだろう。読んでて印象に残ったのは感情をコントロールする話かなあ。

それも大事やな。ただ、もっと重要なのは物事には抑えるべきポイントがあるっちゅう話や。

 

それだけ聞くと当たり前のように思えるけど……。

まあこれは現実からスタートした方法論であって理想的な方法ではないんや。だから受け入れにくいところもあるかもしれへんね。

理想的な方法じゃない?

受験が一番一般的な例やな。理想はどんな科目も満遍なく高得点取ることや。でも人によって得意不得意があったり、部活があったりでいつから受験勉強始めるかは違う。家の経済状態も違うから私立は無理やったり、あるいは実家から通える範囲の学校しか駄目なこともある。そういった条件を加味した上で自分にとって一番ええ志望校とか科目を見極めて挑戦するんや。

国立と私立の科目数の差みたいな大きな違いじゃなくても、日本史と世界史で得意な方で受けるとか、物理と化学で得意な方で受けるとかは人それぞれだよね。

 

そういったわけで、何をするにもポイントを抑えることを考えて取り組むのが重要なんやで。

「たいていのことは20時間で習得できる」でもポイントを抑えて訓練を積むのが大切だって言ってたよね。

お、ええところに気づいたな。タイヘイくんはダイエットを含めていくつかのことに挑戦しとるわけやけども、いきなりやなくてある程度下調べをした上でポイントに目途をつけてから取り掛かるんやで。

なんだかんだダイエットに挑戦して元の体重が100kg超えてたって言っても2ヶ月で10kgやせたからね……。やっぱりポイントというか基本みたいのは大切なんだと思うよ。

 

あとは前にやった「パレートの法則」もこれに当てはまるんちゃうかな。

2割とかの重要なポイントが8割とか全体の大部分を抑えていて、それ以外の多くの要素はあんまり頑張っても効率良くないってこと?

そうや。まあやることとか求めるレベルでも違いは出てくると思うけれども、世界一とか目指さなくて普通に仕事で求められるくらいならそれほどは難しくないはずや。

まあ新人研修が3ヶ月だと専門技能をマスターするには足りないと思うけど、半年とか時間かけるよりかは現場で覚えることの方が多いっていうのは経験してるもんねえ。

 

今自分がやってることは本質から外れてないか。やるまえに考えて、区切りを見て考えて、詰まったら考える。しっかりやっていこうな。

 

動く・見る・聞く。感情はフラットに。

 

さて、それで実際に重要なポイントを抑えることと1日ひとつだけ強くなることの両方に欠かせん要素についてや。

うん。

これは大きく2つに別れとる。1つ目は「動く・見る・聞く」ちゅう動作。2つ目は「感情のコントロールや。

「動く・見る・聞く」はなんとなく分かるんだけど、「感情のコントロール」ってあんまり馴染みがない感じ。

そうやなー。このあたりは最近スポーツとかでようやく触れられるようになって来た感じやろか。とりあえず「動く・見る・聞く」からやな。

うん。

「動く」まあこれはわかりやすい。行動力のことや。ここをこうしたら良くなるんじゃないかって思ったらある程度リスクを取って実際やってみること。思っとるだけじゃ現実は変わらんからな。

たぶんある程度は鍛えられるのかな?

そうやな、「ゼロ秒思考メモ」の話でそのあたりはもっと詳しく話そうと思うわ。まあでも人によって差はあっても一定のレベルまでは鍛えられると思っといてええで。

次は「見る」。これはウメハラのやっとる格ゲーの話やからちょっとわかりにくいな。言ってみたら「気づき力」みたいなもんや。

なんか意識高い系の単語が出てきたぞ……。

まあそう肩肘張らんでええで。格ゲーやったら相手の得意とするパターンとか癖を見抜いたり、ブログなら評判のええ記事の共通点を見抜いたりとかそんな感じやな。

それくらい具体的だとなんか安心できるね。

まあウメハラはゲームに関してはこの「見る力」は能力的な部分が大きそうだとも言っとる。いわゆるセンスみたいな部分なんかな? さっき話した「ポイントを抑える原則」だと伸ばせないなら後回しにされそうな部分や。

えっ、重要なんじゃないの?

まあ場合にもよりやな。「見る力」=「分析力」ならフレームワークとか使えばある程度は鍛えられそうやし、「見る力」=「センス」なら明確な鍛え方はないのかもしれん。

うわー、マジか……。

ただ、個人的には「センス」っちゅうのは幅が広すぎる気がするねん。タイヘイくんは趣味で小説書いとるけれども、地の文のセンス、会話文のセンス、キャラクター造形のセンス、世界観や設定のセンス、ストーリーのセンス、テーマのセンス、演出のセンス……最低これくらいにはわかれるんちゃう?

そうだね、たしかに「センス」で全部片付けるのは乱暴すぎるかも。

それやったら全部は無理でも相性のいいものとか方法論が確立しとるものがある程度はあって、部分的には鍛えられると思うんや。

なるほどねえ。まだぼんやりしてるけど例えばブログ書いたら自分が読者ならどういう感想つけるかとか考えてみるのがいいかも。

そんな感じやな。ある程度システマチックに回したいところやけどもうちょっと後の課題になりそうやね。

で、「聞く」。これはわかりやすいな。人のアドバイスとか成功例とか失敗例とかを素直に聞いて受け入れることや。

簡単に思えるけど意外とできないんだよね。

お、わかっとるやん。意外とそうやねん。プロとか結果出しとる人のアドバイスを素人が無視して結果出ないとかホンマに多くてな。もちろん運が良くて成功したっちゅう場合もあるけれども、それは何回も出てきとる「ポイントを抑えとるかどうか」を見たりその人の結果を出した数とかである程度分かる。ある程度信頼できるって自分の中で納得できたら最初はその通りにやるのが大事やで。

守破離で言うと守の部分だね。

そうそう。頭はええのに素直さが足りんで損してる人は多い。ウメハラは素養的なものもあったんやろうけど、経験の中で学んで必要だから素直さというか謙虚さを身に着けた感じやね。

 

「感情のコントロールはなあ、「おおきく振りかぶって」読んどるやろ?

うん。休載中でちょっと悲しい。

あの作品はメンタルについてかなり突っ込んで描いとるな。他やとタイヘイくんの好きなハンターハンターでも念はそのときの感情で強うなったり弱くなったりするとかいう設定もあるな。

念が奥深いのは必ずしも無理するのが良いことじゃないって部分だよね。

それそれ。一時的に無理するのは構わんけれども、ずっとは続かないねん。「1日ひとつだけ強くなる」っちゅうのはやることをひたすら増やしていくこととは違うんやで。

あ、そうなんだ。

もちろん慣れることで例えば文章を書くスピードはある程度早くなるのかもしれん。でもそれは一定ラインで限界が来る。だとしたらある時点で別の部分を鍛えるようにしたり、場合によっては効率の悪いことをやめる決断も必要なんや。

ほえー。

「感情のコントロール」が大事なんは振り回されないことが大事ってことやな。「ゼロ秒思考オプション」を使った評価方法も感情面より数字で見れる客観的な判断を目指したものやし。

 

イチローウメハラの共通点。

さて、最後にイチローウメハラの共通点、から何が大切かを考えてみよか。

かなり異種格闘技っぽいね。

プロゲーマーをアスリートってみたらそうでもないんやけどな。で、ズバリイチローウメハラの共通点、なんやと思う?

そうだなあ、二人とも若い頃から結果を出してたとかかな?

それもあるな。ただ、どっちかというとそれは原因やないと思う。二人の共通点は継続する力や。

イチローが小学生の頃から毎日練習続けてたってのは有名だよね。

そや。特にイチローが有名なんはバッターボックスに入るときの決まった一連の動作とか朝食はずっとカレーとかの「ルーティーン」やな。一方でウメハラは一回ゲームから離れたけれども、プロゲーマーになってからは意識して継続する力を身に着けて第一人者になっんやたと思う。

その結果たどり着いたのが「一日ひとつだけ強くなる」か……。

無理しすぎず、でも毎日変化があるっちゅうええ塩梅なんやろな。

これなら自分でもできるかな? って思わせるフレーズだよね。

そこも大事や。無理したら続かんのは「感情のコントロール」でも話した通りや。そもそも続けられるだけで大抵のことって結構なレベルに到達できるからな。

10kgやせる中で無理したら駄目だな、普通に続けるだけで十分なんだってのは身体で理解できたよ。

それをダイエットだけやなくて、いろんなことに広めていってほしいねん。

毎日いろんなことを挑戦して、全部1つずつ良くするってのは結構大変かも。

まあ続けること優先やからな。時間配分で見たら仕事の時間が多いんやし、仕事で1つ、それ以外を曜日別で1つ変えてくとかがええんちゃうかな?

それくらいならできそうだね。

 

「1日ひとつだけ強くなる」方法は理解できたか? じゃあ次回は今日やった「動く」ための「ゼロ秒思考メモ」について話そうか。

うん!